梅毒で使用される「ミノサイクリン」とはどんな薬か

2020年02月02日

多くの人に知られている性感染症のひとつに、梅毒があります。これは、コンドームなしでセックスやオーラルセックス、アナルセックスなどを行ったときに感染することが多い病気であり、最近は患者数が増加傾向にあると言われています。他の性感染症についても言えることですが、最近はピルを利用することによって、避妊具を使用しないで性行動を行う人が増えていたり、性風俗を外国人観光客が利用することで、海外から病気が持ち込まれたりすることが原因となったりしていて、梅毒も増加傾向にあると言えます。感染してしまうと、しこりや発疹、アザやイボができてしまうだけではなく、症状をそのままにしておくことで心臓や血管、神経や目などに重い障害が出るので注意が必要です。

梅毒も他の性感染症と同じで、早期治療を行うことが大切ですが、梅毒にはペニシリン系の治療薬が古くから用いられています。ペニシリン系の治療薬は梅毒に対して非常に効果的なのですが、この治療薬に対してアレルギーを持っている人もいるのです。ペニシリンにアレルギーがある場合は、ミノサイクリンと呼ばれる物質を含んだ治療薬が効果的です。ミノサイクリンはテトラサイクリン系の抗生物質であり、服用することで抗菌作用を示し、ペニシリンアレルギーの人でも安心して利用することができます。

ミノサイクリンはテトラサイクリン系の治療薬のなかでも第一選択薬として用いられることが多いので、病院でも処方されやすい治療薬のひとつだと言えるでしょう。選択毒性を持っているので、効果を発揮してほしい細菌に対してだけ効果を示すという特徴もあります。梅毒以外にはクラミジアや淋病などの性感染症、膀胱炎や前立腺炎など様々な症状に対して用いることができる薬だと言えるのです。

ミノサイクリンを含む治療薬は病院で処方してもらうこともできれば、自分で通販を利用して購入することもできます。ただし、ドラッグストアなどで市販されていないので、お店で買うことはできないと知っておきましょう。通販で購入する場合は海外からの取り寄せになるので、個人輸入という方法で購入することになりますが、代行サイトを利用すれば日本の通販と同じように購入することができます。

梅毒に感染したときも早期発見からの早期治療が重要だと言えますが、そのためには早く検査を行わなければなりません。なかには病院で検査してもらうことを恥ずかしいと思っている人もいるようですが、その場合は匿名で無料検査できる方法を利用することも良いでしょう。各都道府県の保健所には、匿名で無料検査を実施している場所があるので、病院に行くことに抵抗がある場合は、そちらの利用を検討してみると良いです。いずれにしても、早期治療を開始しなければ梅毒の症状が進行して重い病気を引き起こしたり、治療が長引いてしまったりする可能性があるので注意しておきましょう。

感染している人とコンドームなしでセックスを行ってしまった場合や、オーラルセックスを行ってしまったという場合は、病気に感染してしまっている確率が高いです。梅毒は感染から1か月以上経過しなければ血液検査で正確な結果を出すことができませんので、医師や相談できる期間に感染したであろう時期を伝えて、検査する時期を決定すると良いでしょう。検査の結果、性病に感染していることがわかったのであれば、ミノサイクリンやペニシリン系の治療薬を用いて、完全に症状を改善することができるように治療を進めることが大切です。性感染症は放置してしまうことで、重症化してしまうと不妊や重い病気の原因にもなりかねませんので、なるべく早く治すことができるようにしましょう。